8月15日。戦後80年という節目を迎えた終戦記念日です。にもかかわらず、我が家の上空は、いつも通り、米軍機が爆音を響かせています。普段からオスプレイが飛び交い、迷彩服の軍人が闊歩するこの街ですが、今日くらいは敗戦国日本に気を遣うべきではないでしょうか。そうは願うものの、まったく配慮はなし。そもそも米国人にとっての終戦記念日は、8月15日ではないのです。米・露・仏などの国においては、9月2日が「対日戦勝記念日」。東京湾に停泊した戦艦ミズーリの艦上で、日本が降伏文章に調印をしたあの日です。
米国人の知人に聞いたところ、「VJデー(Victory over Japan Day)だからといって、特別な行事はない」といいます。さらには、「日本人がよく口にする『戦後』という概念は、米国にはない」との説明もありました。なるほど、そうでしょう。絶え間なく戦争を続けている国ですから、戦後も戦前もないのだと思います。ある意味、おそろしい国ですね。こういう国と交渉するには、相当な覚悟と知識が必要になってきます。
今から30年前の9月、沖縄米兵による「日本人少女への強姦監禁事件」が発生。犯人の米兵3人が「日米地位協定」の取り決めによって、日本側の捜査機関に引き渡されず、大きな問題となったのです。当時の私は、すぐに行動に移しました。在日米軍司令部のある横田基地のゲート前に街宣カーを乗りつけ、3時間以上にわたって訴え続けたのです。「日米地位協定」の問題、それに加えて、首都圏の空が米軍の空となっている「横田空域」の問題についても触れました。
下は、本日(2025年8月15日)、私が撮った我が家の上空の写真、それに横田基地のゲートの写真です。右下の写真を撮影直後、基地の中から飛び出てきた警備隊員が、「撮影ダメ」と叫び声をあげました。30年前を思い出し、演説でもぶってやろうかと考えたものの、やはりそれは軽挙妄動。これからは、「日米地位協定」や「横田空域」の問題は、しっかりと伊勢崎賢治参議院議員に取り組んでもらいましょう。うわべだけの反グローバリストとは違い、伊勢崎さんには期待しています。


