わが国ではこの20年ほど、国民の相対的貧困率は、15%から16%の間で推移しています。
国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」が、同団体の支援に応募した世帯にアンケートをとったところ、生活困窮世帯では、食費にかけるお金が年々少なくなっているという実態が浮き彫り になりました。
1日の1人当たり平均食費は、最も高い2人世帯で490円、6人世帯では361円となっています。
私も十数年の間、生活困窮者支援に携わってきましたが、学校給食以外に肉や魚を口にしたことがないという子供がたくさんいました。
ちなみに、「令和7年版犯罪白書」によると、受刑者1人にかけられる1日当たりに食費は、592.22円。
受刑者の食事は決して贅沢なものではありません。私自身、1年2カ月間の服役生活で13キロ体重が減りましたし、多くの受刑者も同じような状態でした。
そんな刑務所内の食料事情よりも、生活困窮者の人たちは、もっと悲惨な状況にあるのです。
一方で、富裕層といわれる人たちは年々増加しています。1億円以上の金融資産を保有する世帯は、20年前の約85万世帯と比べ、現在は約165万世帯と、2倍近くに増えました。
やはり、今の金持ち優遇税制は見直していかなくてはなりません。
超富裕層や黒字法人からもっと多くの税金を徴収し、そして、消費税は廃止すべきです。