一昨日の10月10日、政治の中枢「永田町」において、注目すべき二つの出来事がありました。
一つ目は言うまでもなく、公明党が連立政権からの離脱を決めたことです。自公連立となったのは26年前。当時私は野党の衆院議員で、その連立劇を、憤懣やるかたない思いで見ていました。それだけに、今回の公明党の決断については、非常に感慨深く受けとめさせてもらっています。
二つ目は、石破首相が「戦後80年所感」を発表したこと。自民党内の反対により閣議決定は見送られ、高市新総裁も、その所感を完全に無視しているようです。
所感を読み、なるほどと頷かされました。高市氏をはじめ、台頭する自民党内タカ派議員たちが警戒するはずです。所感のなかには、〈他者の主張にも謙虚に耳を傾ける寛容さを持った本来のリベラリズム、健全で強靱な民主主義が何よりも大切です〉〈偏狭なナショナリズム、差別や排外主義を許してはなりません〉など、共感すべき文章がちりばめられていました。
特に感心させられたのは、1940年に衆院議員を除名された斎藤隆夫の、その本会議での反戦演説を引用している点です。
〈世界の歴史は戦争の歴史である。正義が勝つのではなく、強者が弱者を征服するのが戦争である。これを無視して聖戦の美名に隠れて、国家百年の大計を誤ることがあってはならない〉
誰もが胸に刻んでおくべき名演説だと思います。
しかし今、この石破所感を、退陣間近になってからしか発表できないほど、自民党全体が右傾化しています。そして、与党内で一定のブレーキ役になっていた公明党も、政権から離脱しました。先行きへの不安は募るばかりです。暗雲が漂っているようにも感じます。
ただし、今後の政界は、きわめて流動的。ここは、右顧左眄することなく、平和や人権に軸足を置いた取り組みを、しっかりと進めていくべきではないでしょうか。
いずれ、#山本太郎を総理大臣に
10月10日は、私もいくつかの用事があり、永田町にいました。午後4時からは、木村英子参院議員の事務所を訪問。やはた愛衆院議員を含め3人で、約2時間にわたり、福祉政策について語り合った次第です(下の写真は、その時に撮ったものですが、私の隣席にいたやはた愛さんが写っておらず、申し訳ありません)。
